今回のコラムは60代男性のあなたに向けて書いています。

年齢や経験が進むにつれ、未知の世界に踏み込むことは少しずつ難しく感じるかもしれません。

私が第二の人生に向けて一歩踏み出す際にブレーキになったのは、未来への不安と失敗するかもしれない恐怖でした。コミュニケーションが苦手、女性がいるコミュニティは抵抗がある、友人がいない。これらの感情も新たな一歩を躊躇させているかもしれません。

しかし、それは決してあなたが一人で抱える問題ではありません。60代の男性だからこその知恵と経験が、新たな冒険を成功へと導くカギとなることもあります。

新しい知識やスキルを習得することは、確かに挑戦です。何事も最初は小さな一歩から始まります。そして、その小さな勇気と決断が、あなたが望んでいる未来への一歩に繋がります。

60代という節目の年齢を迎えることは、新たな始まりを意味します。過去の経験と知識を背負いながら、未知の世界へと向かうことは、まさに第二の人生の幕開け。今は親しい友人がいなくても、新しいコミュニティでの出会いが新たな繋がりをもたらします。

未来に対する不安や失敗への恐れも理解できます。しかし、その先には成長や学びが待っています。60代で新しいことを始めるのは、若いころとは異なるかもしれませんが、その分、自分自身の経験力を感じる瞬間があるはずです。

60代だからこそ、今までの人生で培ってきた経験や知恵を武器に自分の可能性を信じて、新たな始まりに向けて一歩を踏み出してみましょう。大きな挑戦には勇気を要しますが、その先には喜びや達成感が待っています。

そこで60代男性の第二の人生を応援するために、60代の男性を対象とした新しいプログラム『60代男性限定!第二の人生を踏み出す90分』を企画しました。

現代の高齢化社会において、60代を迎える多くの男性が「第二の人生」として新しい挑戦や生きがいを探しています。しかし、プライドや不安などの理由から、新しいことを始める一歩を踏み出せないでいます。

そんな60代の男性が自分自身のプライドや不安と向き合いながら、新しい人生のスタートを切るためのヒントや知識を提供するものです。具体的には、社会の中での60代男性の役割や価値、プライドとの向き合い方、新しいことを始めるための具体的な方法などを学ぶカリキュラムを組んでいます。

この講座を通じて、参加した方が新しい生きがいや目標を見つけ、自分らしい第二の人生を楽しむサポートをしたいためにこのコラムを書きました。

投稿者プロフィール

小橋広市
小橋広市
武蔵野美術大学卒業後、東京の建築デザイン事務所に就職。その後、京都で建築士事務所を設立。人の共通心理をとりいれた店舗や狭小住宅の企画設計を生業としていたが、59歳で心筋の半分以上が壊死する重度の心筋梗塞で倒れ、事務所を廃業。紆余曲折を経て住環境ライフコンディショニングコーチとしてリスタート。近年では、企業研修において、それぞれの組織に応じた内容にカスタマイズし提供している。

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